11/16http://teftef.biz/banana/2747836の記事に書いたお話しの「息子バージョン」!
私自身、大人になってから、自分で決断しなければいけない事がもちろん増えて、
それが人生を大きく変えていくことを実感して。
ベストな道を選択するためには、日々たくさんの事を思考して生きていかなければと思っています。
20歳で周りの反対を押し切って、駆け落ち同然で家を出て(笑)
小さなワンルームに住んで、行動できちんと生活出来るところを見せなければと思ってたあの頃。
子どもを産むのも、ワンルームでは良い環境とは言えない、出産費用に子育ての費用。
そのタイミング。
色々考えて、100万円を貯めました。
野菜は皮まで食べて、食器洗いのスポンジもティッシュペーパーも半分に切って(笑)
掃除機も使わず、ホウキと雑巾(笑)
こう!と決めたら、完璧を求める私は節約出来るところは全て削って、貯金!
子どもを産むという大きな決断をした私が一番に思ったのが
「お金がないからと進路を変えなければいけないような事は絶対にしたくない」
子どもが夢を叶えるために行きたい学校へ行かせられないとか絶対に嫌だったのです。
本当貧乏だったんです(笑)
まだ20歳の若さだったけれど、お母さんになるのに年齢は関係ない。
せめて自分がその時点で考えられる事をクリアしていないと、子どもは産んではいけないと考えていました。
一年程で目標額は達成して、無事に普通のハイツに引っ越し。
妊娠前から「たまごクラブ」を愛読して勉強!
そして無事に妊娠して、妊娠6か月にはベビーベッドから何から何まで全部調べつくして揃えて(笑)
自分がちゃんと育てられる人数は一人だとも思っていて、一人っ子でと産みました。
娘が生まれて5年。
少し子育てにも自信がついて、娘が弟か妹が欲しい!とずっとお願いしてくるようになって。
またそこでも沢山考えて、私が二人目を産む決心をして息子が生まれました。
考えて、計画的に進めても、うまくいかない事もあるのに、計画なしで進んでなんていけない。
きっと私が娘を産むタイミングが1年早ければ、今はなかったと思う。
そのたった少しの違いで大きく人生が変わる。
私も私の周りの家族や人たちも。
そして考えて、はっきりとしたビジョンが見えて、それを強い信念に変えていけば
そこまでの努力はより強いものになると思うのです。
まだ4年生の息子には伝わらない事が多いけれど、毎日話す中で疑問を投げかけて、自分で答えを出すように促して育ててきました。
少し前に持って帰ってきた「人権作文」
字の汚さや文章力は置いといて(笑)
読みやすいように漢字に変えて、一部省略します。
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題名「僕の中の一つの穴」
僕は、一つの事を除いては楽しいです。
まずその一つの事を話す前に、どうして他の事が楽しいのかをお話しします。
家族関係はとても良いです。
お母さんとも良く話すし、スタッフさんとも、とても仲良しです。
後、いつも思っている事ですが「この家に生まれて良かった」と言う事です。
~中略~
最後に「一つの事」について話します。
それは「友達関係」です。
僕は学校生活で一番大切なものだと思います。
転校してきたので、友達が0人になりました。
また作るとなるとそれはとても難しいものなのです。
まぁ少しでも友達がいる事が救いですが、もっと他の人と話したいし、遊びたいけれど
初めて話すのは緊張して、僕の場合はなかなか話す勇気がなく、友達を作るのが大変です。
転校生じゃなければ、1年生の時に友達が出来るとその後もずっと友達だから、今も未来もずっと友達という事が非常に多いのです。
なぜ一年生が友達を作りやすいのかと言うと、入学初日は「友達を作ろう!」という子が沢山居るからです。
だけど転校してきた子は、他の子は友達がいるので、一年生の時のような「友達を作ろう!」という子がほとんどいないので、作り辛いのです。
しかも僕のような「勇気」のない子はもっと作り辛いのです。
もっとガツガツいけたら、友達の中に入れるのかも知れないけれど、僕を同じ状況の人は作り辛いと
少なくとも僕はそう思います。
実際に前の小学校では友達が多かったので、たまに「〇〇小学校のほうが沢山友達がいたなぁ・・・」と思う事があります。
そんな中、僕はまず分団(一緒に登下校するグループ)の子たち全員と仲良くなれるように頑張っています。
このお陰で少しずつ話せるようになってきました。
これからもっとたくさんの友達を作って、未来で「あの時ああしておいて良かった」と思えるように頑張ります。
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発達障害という人とは違う特性を持つ息子。
それに加えて転校生だという事。
「友達出来ない」で終わらさず、「なぜ出来にくいのか?」「自分はどうなりたいのか?」
「自分は客観的に見て、どういう人間なのか?」「じゃあ何から始めればいいのか?」「将来のビジョン」
ちゃんと考えられています。
娘は良く考える子で頭は常にフル回転の超早口で考えが溢れだすような子なのですが
息子はおっとりぽわ~~んとしているので、こんなに考える事が出来るようになっているとは思ってもみませんでした^^;
人に相談することも聞いてもらうのも大切。
でも最終決断は自分で下せる人間になって欲しい。
「こうなりたい」という強い信念を持って、生きて欲しい。
そして、この作文は代表者に選ばれて、今日 体育館で500人以上の全校生徒の前で読み上げます。
初めての大舞台で息子は朝から「お腹痛い・・・」と^^;
息子には初めての場所や事柄に不安感を強く抱く特性があります。
転校前にも前持って学校案内をしていただいて、ワンクッションおいてもらう支援も受けました。
今日は息子にとって未知の世界への挑戦です!
もう私もそわそわしちゃいます><
しっかりと考え、その考えを伝える事まで出来たら、そんな素晴らしいことはない!
保護者は見に行く事が出来ないので、息子が帰ってきたら聞かせてもらいます^^
笑顔で帰ってきてくれるかな・・・
泣かないかな・・・
もしそうなってしまっても、きっと今日は彼にとって大きな一歩と自信になるでしょう!
自分の力で、考えで、幸せな人生を!!!
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